診療のご案内
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外科・整形外科
「けが」「キズ」「やけど」の治療をします

「けが」「キズ」「やけど」の程度を診察し、必要に応じて、レントゲン撮影、固定、洗浄、消毒、軟膏塗布、湿潤療法、縫合などの処置を行います。また痛みを感じにくく、皮膚にキズ跡が残りにくくなるように生活上のアドバイスを行います。
重症度によっては高次医療機関への紹介をする場合もあります。まずはご相談ください。
複数の病院通い、たらいまわしの改善に貢献

頭部のケガは脳外科、打撲は整形外科、皮膚のキズは皮膚科、など症状に応じて複数の医療機関に通うのは大変ですし、もらった薬の飲み合わせを考える必要も出てきます。また複数の医療機関にかかっていると「その症状については対応できないから、別の病院で相談してください」と、たらいまわしが起きてしまうことがあるかもしれません。
平陽会いわさきクリニックでは「けが」「キズ」「やけど」など外傷の評価と処置を全面的に行います。急なケガで、どの医療機関にかかったら良いか迷ったら、いちど当院に相談されることをお勧めします。
その場限りの処置だけではありません
頭部をぶつけた際に、脳の周りの細い血管が切れてしまうことがあります。脳の周りの出血は、顔や頭を見ても、なかなか気が付くことはできません。すぐには何の症状がなくても、数か月してから影響がでてくることがあります。その際には頭部のCTやMRIを撮影して評価することが重要です。検査のために大きな病院を受診しなくても、当院でCT、MRIの予約と撮影後の読影評価を行い、結果に応じて適切な対応を行うことができます(検査は提携する「メディカルスキャニング」で行います)。

骨粗しょう症を背景とした骨折の場合は、痛みを少なくできるような日常生活へのアドバイスと、次に骨折しないように骨を強くする治療を行います。定期的なレントゲン検査や、骨マーカーを活用した治療効果の判定を行い、ご自身の治療がうまくいっているのかを確かめながら治療することができます。
動物に噛まれたり引っかかれたりしてキズができた場合、土をいじっている際のケガ、古釘で作ったケガ、など、キズの状態によっては感染症のリスクがあります。どの動物に嚙まれたか、どのような状況でキズができたか、などによって、洗浄方法が変わったり、抗菌薬の内服や破傷風の予防接種が必要になったりと、治療の方針が変わります。
平陽会いわさきクリニックは総合診療のトレーニングを受けたスタッフがいます。外傷の初期治療に加えて、その後には継続したフォローアップをします。

すりキズ・切りキズ
すりキズ(擦り傷)や切りキズは、皮膚の表面が摩擦や圧力によって傷ついたり、鋭利な物体で切れたりすることによって発生します。強い痛みや、出血を伴うこともあります。きちんとした対応をしないと、感染のリスクがあります。
「キズ」でご来院に際しての注意
- 出血: ときに出血が多くなることがあります。特に血管が切れると、出血が激しくなることがあります。慌てずに乾いたガーゼやタオルで傷口をしっかり抑え、出血の勢いを減らしたり、無くしたりすることが大切です。
- 痛み: 強い痛みを伴うことが多く、特に傷口が触れるときに痛みを感じます。水道水で5分から10分程度、しっかりと洗い流すと次第に痛みが和らいでくることがあります。
「キズ」のことでよくある質問
Q. いつ受診したらいいですか?
適切な初期対応をしないまま時間がたつと、感染のリスクが上昇します。本当は縫合した方がキレイに治るはずだったキズも、時間がたつと残念ながら縫合できなくなってしまう場合があります。早めに、できれば受傷後6~8時間以内の受診をお勧めします。
Q. 完治までの期間はどれくらいですか?
治療経過中にトラブル(縫ったキズの離開や二次感染など)がなければ通常、数日から数週間で治癒します。キズの状態によっては、こまめな通院と処置が必要になる場合があります。
Q. 子供の顔のケガも診てくれますか?
どうぞご来院ください。ケガの状況によっては、当院の処置では治療を完結できない場合があり、その際は適切な医療機関に紹介します。
やけど
やけど(熱傷、火傷)は、熱や化学物質などで皮膚や組織が損傷することです。アイロンやお湯などのほか、カイロやコタツでの低温やけどにも注意が必要です。やけどの深さによって以下の3つに分類されます。
- 1度: 表皮のみが損傷し、赤みと痛みがでます。通常は数日で回復します。
- 2度: 表皮と真皮が損傷し、水ぶくれができ、強い痛みを伴います。
- 3度: 皮膚深くまで損傷し、白くなったり炭化したりし、神経が損傷して痛みを感じないこともあります。
「やけど」でご来院に際しての注意
- 受傷後はすみやかに冷やしましょう。水道水で10分から20分程度、しっかりと冷やすと次第に痛みが和らいでくることがあります。やけどは早期に適切な処置をすることが重要なので、受傷後なるべく早くの受診をお勧めします。

打ち身(打撲)、捻挫、骨折、脱臼
転んだり、スポーツでぶつかったりして受傷します。打撲(だぼく)した場所には痛みや腫れ、内出血(アザ)ができたりします。関節をつなぐ靭帯(じんたい)や腱(けん)を痛めた場合を捻挫(ねんざ)と呼び、関節が痛くて動かしづらくなることがあります。ぶつけ方によっては骨折や脱臼を伴う場合があります。骨折や脱臼は身体診察のほか、レントゲンやCT検査で診断を行います。

打撲、捻挫ともに下記のような治療を行います。
- 処置
- 安静: 痛めた部位を無理に動かさず、安静に保ちます。
- 冷却: 直後から氷や冷却パッドで患部を冷やし、腫れや痛みを軽減します。
- 圧迫: 弾性包帯やサポーターで軽く圧迫し、腫れを防ぎます。
- 挙上: 足や腕を心臓より高く保ち、腫れを減らします。
- 痛みの緩和: 鎮痛薬や消炎薬を使用して、痛みや炎症を和らげます。
骨折や脱臼を伴う場合、上記の処置に加えて、整復(骨の形や関節を正しい状態に戻す)処置が必要になります。
頭部の外傷の場合、外から見ても分からない脳のケガ(脳挫傷 のうざしょう、脳震盪 のうしんとう、など)や脳の周りのケガ(硬膜下血腫 こうまくかけっしゅ、硬膜外血種 こうまくがいけっしゅ、など)が起きている場合があります。意識がぼんやりしている、吐き気が止まらない、手足が動かない、などの異常があれば検査が必要になります。
肘内障
肘内障(ちゅうないしょう)とは、子どもに見られる肘の脱臼の一種で、前腕の骨(橈骨)が肘関節で不安定な位置に移動することによって起こります。急激な引っ張りや負荷によって引き起こされることが多く、大人に手を引っ張られた際や、遊んでいる最中に転び、手を不自然に突いた結果、突然腕が動かせなくなったということもあります。
診断
肘内障は通常、病歴や症状の確認を通じて診断します。必要に応じて、レントゲン検査を行うこともありますが、肘内障では骨折がないことが多いため、画像検査で異常が見られないこともあります。
治療
肘内障の治療として、肘関節を元の位置に戻す整復処置を行います。通常は数分で治療が完了します。治療後、子どもはすぐに腕を動かせるようになり、通常は後遺症を残すことなく回復することが多いです。
肘内障は比較的軽度な外傷であり、適切な治療を受ければ回復が早いです。
もしも肘内障が疑われる場合は、すみやかに当院にご相談ください。
関節の痛み
膝や腰、手や指の関節が急に痛くなる、または何年もずっと痛いのを我慢して生活している、などで悩まれる方は大勢います。

急な関節の痛み
ケガなどの原因がなく急に関節の痛みが生じた場合、関節そのものが炎症を起こしている可能性があります。急性関節炎と呼ばれ、下記のような原因が考えられます
- 痛風や偽痛風:尿酸やピロリン酸が関節の内部で結晶化すると、急激に関節の痛みを生じることがあります。特に、尿酸値が高い人は、痛風発作が起きやすいと言われており、尿酸値が高くならないような生活習慣が勧められます。
- 感染性関節炎:細菌などが関節の中で繁殖し、炎症を起こすことがあります。早期の発見と治療が大切です。
- そのほかの疾患:他にもさまざまな原因で急性関節炎は生じます。原因がはっきりしない方は一度ご相談ください。
慢性的な関節の痛み
数か月から数年にわたって、ひとつの関節または複数の関節が痛む病気には、下記のようなものがあります。
- 変形性関節炎(OA;オーエーと略されます):関節の軟骨がすり減って痛みを生じます。日常生活での関節の使い方や運動負荷などが原因になることもあります。痛みの程度は軽度から重度まで様々です。サポーターや靴の中敷きを調整して関節に負荷がかからないようにしたり、関節内にヒアルロン酸やステロイドの注射をしたり、場合によっては人工関節に置換する手術をすることがあります。
- 関節リウマチ(RA;アールエーと略されます):自己免疫性疾患の一種で、肩や膝などの大きな関節を中心に、全身の関節に痛みが生じます。血液検査やMRIなどでリウマチの診断や活動性の評価をします。近年は生物学的製剤と言われる薬をはじめ、様々な治療によって症状を抑えることができるようになりました。
- そのほかの疾患:他にもさまざまな原因で慢性的な関節痛は生じます。原因がはっきりしない方は一度ご相談ください。
虫刺され
虫刺されとは、虫が皮膚を刺したりかじったりして、毒や唾液を注入することによって起こる皮膚の反応です。これにより、かゆみ、腫れ、赤み、痛みなどの症状が現れます。まれにアナフィラキシーと呼ばれるアレルギー症状が出ることもあります。
原因となる虫
- 蚊:皮膚に刺し、唾液を注入してかゆみや腫れを引き起こします。
- ダニ:皮膚に寄生し、かゆみや炎症を引き起こします。
- ノミやアリ:かゆみや痛みを伴う刺され方をします。
- ハチ:刺されると激しい痛みや腫れが生じることがあります。

治療
- かゆみを抑える:かゆみ止めのクリームや軟膏(抗ヒスタミン薬やステロイドなど)を使います。
- 冷やす:冷湿布や氷で刺された部分を冷やすと腫れやかゆみが軽減します。
- 痛みの緩和:痛み止めを服用するか、局所用の鎮痛薬を使います。
- アレルギー反応:アナフィラキシーの心配がある場合は、すみやかに医療機関をご受診ください。
予防
以下のような方法で虫刺されを予防しましょう。
- 虫除けスプレーや蚊取り線香を使用する。
- 長袖・長ズボンを着用して肌の露出を減らす。
- 寝室のネットを使用する(特に蚊が多い季節や場所)。
- 清潔な環境を保つ:虫の発生源を減らすため、ゴミを処理したり水たまりをなくす。
鼻出血
鼻出血(鼻血)とは、鼻の粘膜の血管が破れる現象です。
症状
- 血が出る:鼻をかんだり、突然鼻から出血することがあります。
- 血の量:少量の血がポタポタと落ちる場合もあれば、大量に出ることもあります。
- 喉に流れる血:後鼻孔からの出血では、血が喉に流れることがあります。
治療
- 鼻をつまむ:頭を少し前に傾け、鼻の根元(鼻の孔の上方)を親指と人差し指でつまんで圧迫します。これを5〜10分間続けます。自分で圧迫するのが難しければ、ご家族などに頼んで圧迫してもらうのも良いでしょう。
- 口の中に流れる血を飲み込まない:鼻の奥からノドに流れる血液は、飲み込まないようにしてください。血液が胃の中に入ると、強い吐き気を催して危険です。
- 医師の診察:自分や家族での処置で出血が止まらないときは診察を受ける必要があります。当院でも簡便な止血処置は行えます。当院で止血が得られなかった場合、鼻粘膜の焼灼術(鼻の粘膜を焼いて血管を凝固させて出血を止める処置)などを行うために高次医療機関への紹介が必要になる場合があります。
鼻血が出る原因
- 乾燥:空気が乾燥すると鼻の内部の粘膜が乾燥して裂け、出血することがあります。加湿器を使用するなど室内の湿度を適度に保つと良いかもしれません
- 外的な刺激:鼻を強くこすったり、鼻をぶつけたり、鼻を強くかんだりすることでも出血することがあります。
- 薬の影響:抗凝固薬や鼻炎薬(スプレー)などが原因で鼻出血が起こることがあります。また、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、いったん鼻血が出るとなかなか止まりづらくなります。
鼻出血で困ったら平陽会いわさきクリニックを受診ください。

外来診療の受診の仕方
持参をお願いするもの
- マイナンバーカードまたは資格確認書
- お薬手帳、紹介状 など

マイナンバーカードについて
オンライン資格確認は、診療情報や健診情報、限度額適用認定の情報を病院でも確認できるものです。 当院ではこのシステムを、よりよい医療の提供のために活用してします。マイナンバーカードを読み取る顔認証付カードリーダーを受付に設置しています。 操作についてはスタッフにお尋ねください。







